ソフトウェア開発のプロジェクトにおける不確実性への向き合い方
2023年12月22日この記事はMakuake Advent Calendar 2023の22日目の記事(ポエム)です。 概要 ソフトウェア開発のプロジェクトにおける不確実性について、自分が日々どのように向き合っているかを言語化してみる。 アジャイル関連の本を読み漁ったり、PMBOKの勉強をしたりと体系的に学んできたわけではないので、経験に基づいた主観的な話になる。 前提 自分がどのような環境で不確実性に向き合っている...
この記事はMakuake Advent Calendar 2023の22日目の記事(ポエム)です。 概要 ソフトウェア開発のプロジェクトにおける不確実性について、自分が日々どのように向き合っているかを言語化してみる。 アジャイル関連の本を読み漁ったり、PMBOKの勉強をしたりと体系的に学んできたわけではないので、経験に基づいた主観的な話になる。 前提 自分がどのような環境で不確実性に向き合っている...
概要 モニタリングのシステムにおけるPull型とPush型のアプローチの違いについてまとめる。 Pull型 監視サーバー側で監視対象ホストについて設定をし、監視サーバーから監視ホストにデータを取得しにいく。 ex. Prometheus、Nagios、Zabbixなど PrometheusはPull型の欠点を補うかのように、exporterというPush型のようなアプローチのような仕組みがある。e...
概要 構成図レベルでのアーキテクチャの設計をする時の進め方として個人的に良いと思ったやり方を1つ取り上げてまとめておく。 進め方 事前に要件定義や調査がある程度済んでいるという状態を前提として、アーキテクチャの構成図を書きながら設計を進めていく作業の取り組み方法について書く。 といってとても単純で、「最初からゴールの絵を描こうとせずに、段階を踏んで設計する」というだけである。 上図のように...
GoReleaserを使ってGoのアプリケーションをクロスコンパイルしてバイナリ配布をやってみた。 GoReleaserとは GoReleaserは、Go言語で書かれたアプリケーションのビルド、パッケージング、およびリリースを自動化するツール。 クロスコンパイル、バイナリの圧縮、アーカイブの作成、GitHubなどのプラットフォームへのアーティファクトのアップロードができる。 GitHub Acti...
ADRのテンプレートファイルを生成するだけのMakeコマンドを作成したのでメモっておく。 コマンド .PHONY:help help: ## Print help. @awk 'BEGIN {FS = ":.*?## "} /^[a-zA-Z0-9_-]+:.*?## / {printf "\033[36m%-30s\033[0m %s\n"...
概要 GraphQLの素振りをしていたので調べたことについてまとめておく。 親切なチュートリアルが用意されており、始めやすい。 cf. www.howtographql.com GraphQLとは Meta社によって開発されたWeb API開発のためのクエリ言語。 GraphQLはGraphQL Foundationによって管理されており、Meta社はその一員である。 GraphQLの仕様と全ての...
概要 サービスメッシュについて調べたことをまとめる。 サービスメッシュとは サービス間(分散システム)の通信を管理するためのネットワークインフラストラクチャのこと。 一般的にはサービスにプロキシをサイドカーとして追加することで構成する。 サービスメッシュが解決すること 可観測性の向上 サービス間の通信の管理・制御 サービス間の通信のセキュリティ向上 サービスメッシュの機能 サービスディスカバ...
概要 CircleCIでphpunitの並列テストを行うアプローチについてかく。 PHPUnitの設定ファイルを生成するスクリプトを用意する #!/bin/sh basePath="/foo/bar" testFiles=$@ xmlFileStringData="" for file in $testFiles; do xmlFileStrin...
概要 Goでlog/slogを使ったcontextual loggingについてまとめる。 log/slogとは Go1.21で追加された構造化ロギングのためのパッケージ。 構造化ロギングとは、ログを構造化されたデータとして出力すること。 今まではGoで構造化ロギングをする場合はサードパーティのパッケージを利用するか、自前でスクラッチするかしか手段がなかったが、今後は標準パッケージも視野に入るよう...