データモデリングでドメインを駆動する──分散/疎結合な基幹系システムに向けて

システムアーキテクチャ

データモデリングでドメインを駆動する──分散/疎結合な基幹系システムに向けてを読んだ。 帳簿という概念を軸に、基幹系システムを分散・疎結合化するためのデータモデリング手法を体系的に解説した本。 活動系(SoA)と経営管理系(SoM)という二分類やユースケース非依存の帳簿設計や「残」という新しい概念を提唱している。 単なるDB設計書では触れられない領域を掘り下げ、DDDやマイクロサービス化を進める上...

モデリング 設計 システム設計

Prologへの入門

アプリケーション

Prologへの入門を読んだ。 Regoを学ぶ際にその背景情報を得ようと思って読んでみた。 Prologの深い思想まで理解できなかったが、宣言型言語というエッセンスは汲み取れた。 ...

Prolog

カモメになったペンギン

ビジネス

カモメになったペンギンを読んだ。 ペンギンがカモメになった話・・・ではなく、変化が求められる環境でどのように課題を解決するか、チームを組成するかということを学ぶことができる寓話。 変革を成功させる八段階のプロセスはリーダーやマネージャーなど組織に変化をもたらすような立場のポジションであれば、頭の中に入れておきたい考えではないだろうか。 ...

組織論

システムアーキテクチャ構築の実践手法

システムアーキテクチャ

システムアーキテクチャ構築の実践手法を読んだ。 実務でアーキテクチャ設計に取り組む技術者のための実践ガイド。 前著システムアーキテクチャ構築の原理~ITアーキテクトが持つべき3つの思考が「なぜ」に焦点を当てていたのに対し、本書は「どのように」を解説している。 要求定義から論理設計、物理設計までを一貫して扱い、ビューによる文書化、再利用可能なアセットの活用、判断記録の残し方など、現場で役立つ具体的な...

アーキテクティング アーキテクチャ戦略 アーキテクチャ アーキテクト 設計 システム設計

システムアーキテクチャ構築の原理~ITアーキテクトが持つべき3つの思考

システムアーキテクチャ

システムアーキテクチャ構築の原理~ITアーキテクトが持つべき3つの思考を読んだ。 アーキテクチャ設計に関わるのであれば必読しておきたい本。 アーキテクチャを設計していく上では、単に技術的な解決策だけを考えれば良いわけではない。 この本は、アーキテクチャの設計に関わる一連のプロセスを体系立てで語っている。 アーキテクチャの定義、アーキテクチャの捉え方・構造的な説明の仕方、ステークホルダーとの向き合い...

システム設計 アーキテクチャ戦略 アーキテクチャ アーキテクト

要件最適アーキテクチャ戦略

システムアーキテクチャ

要件最適アーキテクチャ戦略を読んだ。 ビジネス戦略を理解すること ドメイン駆動開発でアーキテクチャを実装していく 最初からマイクロサービスは厳しい といった内容が印象に残っている。 続編として実装編があるらしいが、現在のところ和訳はまだ出版されていない模様。 ビジネスと戦略のつなぎの話よりもDDDの実践的な内容とアーキテクチャの実装パターンについてもページが割かれているように見える。 ...

アーキテクチャ戦略 アーキテクチャ

実務で役立つ バックアップの教科書 基本の考え方からツール活用・差分管理・世代管理・データ保全・リストア・リカバリー・可用性の確保まで

データベース

実務で役立つ バックアップの教科書 基本の考え方からツール活用・差分管理・世代管理・データ保全・リストア・リカバリー・可用性の確保までを読んだ。 バックアップについての基本的な考え方や知識が書かれている本。 割と知っていることが多かったので、データ保護完全ガイド —あらゆるデータの保全と回復を可能にするも読んでみてもいいかもしれないと思った。 ...

バックアップ

脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニック

アプリケーション

脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニックを読んだ。 タイトルからプログラマ脳を彷彿して認知科学的な話が交えられているかなと思ったが、そうではなかった。 この本は脳内メモリに収まるコードを書くための実践的なプラクティスが語られている。 全体的に自分の経験則から共感を得る部分が多かった。著者はコンピューターサイエンスの学部ではない出身でソフトウェアエンジニアのキャ...

コーディング

実践Redis入門 技術の仕組みから現場の活用まで

データベース

実践Redis入門 技術の仕組みから現場の活用までを読んだ。 タイトル通り実践的な内容ではあるが、タイトルに詳解もつけたくなるくらいRedisについてのあれこれが書かれている。 Redisについて日本語で書かれている本は意外と少なく、本書は貴重な一冊だと思う。 特に運用管理についてしっかり書かれている点が良かった。自分の理解は浅いが内部実装について書かれている点も良い。 Redisについて困ったら...

Redis キャッシュ DB

本を読む本

ビジネス

本を読む本を読んだ。 本の読み方というのを今一度勉強してみようと思って手にとって見た。 本の読み方も学べるが、読み手としてあるべき姿勢について教えてもらえる本。 この本で語られている点検読書という本の読み方が印象に残っている。 私は本を読むときはタイトルと概要や目次を眺めて、あとはパラパラを順番に捲って、必要そうなところは入念に、そうではなそうなところはテクニカルに(速読のような手法)読むことが多...