脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニック

アプリケーション

脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニックを読んだ。 タイトルからプログラマ脳を彷彿して認知科学的な話が交えられているかなと思ったが、そうではなかった。 この本は脳内メモリに収まるコードを書くための実践的なプラクティスが語られている。 全体的に自分の経験則から共感を得る部分が多かった。著者はコンピューターサイエンスの学部ではない出身でソフトウェアエンジニアのキャ...

コーディング

実践Redis入門 技術の仕組みから現場の活用まで

データベース

実践Redis入門 技術の仕組みから現場の活用までを読んだ。 タイトル通り実践的な内容ではあるが、タイトルに詳解もつけたくなるくらいRedisについてのあれこれが書かれている。 Redisについて日本語で書かれている本は意外と少なく、本書は貴重な一冊だと思う。 特に運用管理についてしっかり書かれている点が良かった。自分の理解は浅いが内部実装について書かれている点も良い。 Redisについて困ったら...

Redis キャッシュ DB

本を読む本

ビジネス

本を読む本を読んだ。 本の読み方というのを今一度勉強してみようと思って手にとって見た。 本の読み方も学べるが、読み手としてあるべき姿勢について教えてもらえる本。 この本で語られている点検読書という本の読み方が印象に残っている。 私は本を読むときはタイトルと概要や目次を眺めて、あとはパラパラを順番に捲って、必要そうなところは入念に、そうではなそうなところはテクニカルに(速読のような手法)読むことが多...

絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み

OS

絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組みを読んだ。 Linuxカーネルの仕組みについて初心者にも分かりやすいように書かれている。理解が及ばないものもあったが・・。 Linixカーネルについて知らないことばかりなので、これを入口にもう少し勉強しておきたい。 ...

Linux カーネル

ソフトウェアアーキテクチャメトリクス ―アーキテクチャ品質を改善する10のアドバイス

システムアーキテクチャ

ソフトウェアアーキテクチャメトリクス ―アーキテクチャ品質を改善する10のアドバイスを読んだ。 ソフトウェアに関するメトリクスの観点について複数の著者が語っている。副題の通り各著者ごとのアドバイスであり、それぞれの章ごとで詳細までには深入りされてはいないが、アーキテクチャのメトリクスについて観点を知る取っ掛かりとして良い。 メトリクスの定義をするためのアプローチとしてGQMアプローチを紹介している...

アーキテクチャ メトリクス

スタッフエンジニアの道 ―優れた技術専門職になるためのガイド

ビジネス

スタッフエンジニアの道 ―優れた技術専門職になるためのガイドを読んだ。 チームやプロジェクト、組織をリードするような能力を発揮する機会にあるソフトウェアエンジニアにとって羅針盤になるような内容であった。 ビジョンや戦略の描き方といった部分にも触れており、アーキテクトやCTOといった立場を目指していく意向のある人にとっても充実した本。 思考の仕方やコミュニケーション、振る舞いなど組織をリードしていく...

キャリア

アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築

システムアーキテクチャ

アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築を読んだ。 タイトル通りまさに教科書といった内容で、アーキテクトが知るべき領域について網羅されている。 ソフトウェアアーキテクチャに焦点を当てた話が割合として多い。 注釈や良書紹介、参考文献が充実しているので、この本を起点に学びを広げることができる。 ...

アーキテクト アーキテクチャ 設計 基本情報技術者

メタプログラミングRuby 第2版

アプリケーション

メタプログラミングRuby 第2版を読んだ。 メタプログミングを使いこなせたら魔法使いになれると思った。 使い所は分かったような気がするが、使いこなすのが難しいという感想を持った。 kinoppyd/reading-metaprogramming-rubyを後日やろうと思っている。 ...

Ruby

Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計

システムアーキテクチャ

Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計を読んだ。 130ページしかないのですぐに読める。 コスト・収益・結合・凝集の観点で、"整頓"をするか?を考えさせてくれる本。 主張が端的でわかりやすいと感じた。 個人的にはコスト・収益の見積もりが難しく、技術者としての手腕が問われるなぁと思った。 特に、貨幣経済のアプローチで考えを示しているいくつかの章が面白か...

ソフトウェア ソフトウェア開発 設計

ソフトウェアアーキテクトのための意思決定術 リーダーシップ/技術/プロダクトマネジメントの活用

システムアーキテクチャ

ソフトウェアアーキテクトのための意思決定術 リーダーシップ/技術/プロダクトマネジメントの活用を読んだ。 この本は訳文レビューに参加していた本で、献本を頂いてから再度読み直した。 アーキテクトの意思決定という部分にフォーカスを当てているところが画期的であり、アーキテクチャの設計に向かう人にとって学びがある内容になっている。 本書では、アーキテクチャの不確実性に立ち向かうためのツールとなる5つの質問...

アーキテクチャ アーキテクト システム設計 設計