Load Averageとは何か?
2025年7月7日システムの負荷を確認する際に、top や uptime コマンドで表示される「Load Average」という指標を目にすることは多い。 Load Average はプロセスの実行待ち状態を表す値であり、システムの混雑度合いを示す重要な指標である。 Load Averageの正体 Load Average とは、一定期間内に「実行可能状態または実行中のプロセスが何個あったか」の平均値である。Lin...
システムの負荷を確認する際に、top や uptime コマンドで表示される「Load Average」という指標を目にすることは多い。 Load Average はプロセスの実行待ち状態を表す値であり、システムの混雑度合いを示す重要な指標である。 Load Averageの正体 Load Average とは、一定期間内に「実行可能状態または実行中のプロセスが何個あったか」の平均値である。Lin...
クラウドネイティブ・アーキテクチャ 可用性と費用対効果を極める次世代設計の原則を読んだ。 クラウドネイティブの基本的な考え方について知ることができる。 本書では、クラウドネイティブ成熟度モデル(Cloud Native Maturity Model: CNMM)を軸にクラウドネイティブアーキテクチャの解説を行っている。 クラウドネイティブ成熟度モデルとは、「クラウドネイティブ・サービス」、「アプリ...
PostgreSQLとPgCatをローカルで実験できる環境を作った。 bmf-san/postgresql-pgcat-example PostgreSQLやPgCatのパラメータをチューニングしてローカルで負荷検証することできるようになっている。 構成は、 Web Rubyで雑APIサーバー PostgreSQL MySQLも同じだが、volumeにデータが存在するとinit.sqlが走ら...
Kubernetesの各コンポーネントについて Control Plane Components kube-apiserver クラスタを操作するためのKubernetes APIを提供するサーバー。水平スケールが可能な形に設計されている。 etcd 全てのクラスタの状態管理を行うための高可用性のキーバリューストア。 kube-scheduler ノードが未割り当ての新しく生成されたPodをどの...
bufferサイズを記録したかったときに調べていたのでメモ。 large_client_header_buffers ngx_http_core_module モジュールに含まれるディレクティブ 構文: large_client_header_buffers number size; デフォルト: large_client_header_buffers 4 8k; コンテキスト: http, s...
概要 GrafanaでContact Pointsがプロビジョニングがいつの間にかできるようになっていたので、プロビジョニングを設定してみる。 環境 grafana-oss 10.0.1 Docker Docker Compose 設定方法 雑メモなのでDocker Composeを使ったビルド周りの説明は割愛する。bmf-san/gobel-exampleを参照。 provisioning/...
概要 モニタリングのシステムにおけるPull型とPush型のアプローチの違いについてまとめる。 Pull型 監視サーバー側で監視対象ホストについて設定をし、監視サーバーから監視ホストにデータを取得しにいく。 ex. Prometheus、Nagios、Zabbixなど PrometheusはPull型の欠点を補うかのように、exporterというPush型のようなアプローチのような仕組みがある。e...
概要 サービスメッシュについて調べたことをまとめる。 サービスメッシュとは サービス間(分散システム)の通信を管理するためのネットワークインフラストラクチャのこと。 一般的にはサービスにプロキシをサイドカーとして追加することで構成する。 サービスメッシュが解決すること 可観測性の向上 サービス間の通信の管理・制御 サービス間の通信のセキュリティ向上 サービスメッシュの機能 サービスディスカバ...
概要 docker-composeで構成されている個人開発のアプリケーションをKubernetes(k3s)へ移行するという試みの際に、multipassを使ってみたのでそれについてメモを残す。 結局移行はしなかったが... k3sはCNCFに認証されたKubernetesディストリビューション。IoTやエッジコンピューティング用途向け。メモリを節約したい、Kubernetesほどのスケールは不要...
概要 Google Cloud認定アソシエイトクラウドエンジニアを受験して合格したので、再受験するときや別の試験を受けるときのために勉強した過程を振り返っておく。 前提 ソフトウェアエンジニア7~8年目くらい。 GCPの経験は2年くらいあるかな・・どちらかというとAWSのほうが触っている感じ。 モチベーション 業務でAWSとGCPの両方を触る機会があり、AWSの方はアソシエイトレベルの認定を取得し...