Golangでロードバランサーを実装する
2022 Jan 01概要この記事はMakuake Advent Calendar 2021の24日目の記事です。(大遅刻しました・・)ラウンドロビンで負荷分散するロードバランサーをGolangで自作してみるという話です。 ロードバランサーとは何かロードバランサーはリクエストを複数のサーバーへ振り分けて負荷分散する(ロードバランシング)機能を持ったサーバーです。 サービスの可用性を高めてくれるリバースプロキシの一種で...
概要この記事はMakuake Advent Calendar 2021の24日目の記事です。(大遅刻しました・・)ラウンドロビンで負荷分散するロードバランサーをGolangで自作してみるという話です。 ロードバランサーとは何かロードバランサーはリクエストを複数のサーバーへ振り分けて負荷分散する(ロードバランシング)機能を持ったサーバーです。 サービスの可用性を高めてくれるリバースプロキシの一種で...
はじめに本記事では、Golangの標準パッケージであるnet/httpを用いて、HTTPルーターを自作する方法について解説します。 標準パッケージはあまり多くのルーティングの機能を提供していません。 例えばHTTPメソッドごとのルーティングの定義ができなかったり、URLをパスパラメータとして利用できなかったり、正規表現を利用したルーティングの定義ができなかったりします。 その為、実際のアプリケーシ...
概要Goでrouterを作ったときにHTTPサーバーのコードの内部を読んだので、その時のメモ。 github.com - bmf-san/goblin HTTPサーバーのコードリーディング基本形Goに入門したとによく見るであろう形のコード。 色々なものが省略されてこの形になっている。 package main import ( "net/http" ) func main() { ...
概要最近、自作ルーティングのgoblinをアップデートしたのでその記録を書き残しておく。 以下は過去ルーティングについて書き残した記事。他にも実装検討フェーズの記事があるが、内容があまり良くないので割愛。 URLルーティング自作入門 エピソード1 URLルーティング自作入門 エピソード2 GolangのHTTPサーバーのコードリーディング Introduction to URL router f...
概要spannerのDBマイグレーションで、golang-migrateを使ったのでメモ。 使い方dockerで使う想定。dockerではなくバイナリで実行していたが、ホストマシンのopensslのバージョンに依存して動作しない可能性あるようなので、コンテナ実行が無難だと思う。 MIGRATE_VERSION='v4.14.1' docker run -v /migrations:/migrat...
概要Golangのインメモリキャッシュのライブラリは良さそうなものが存在するが、軽量でシンプルなもので十分だったので自前で実装してみた。 実装要件 複数のデータを保持することができる。 期限付きのデータをメモリに保持することができる。期限が来たらメモリから破棄されること。 キャッシュへの同時参照、更新を考慮し、データのロックが意識されていること。 初期設計※github.com - bmf-sa...
概要github.com - CodeReviewCommentsを読んでメモしておきたいことをまとめる。 Comment Sentences コメントの終わりはピリオドで終わるようにする。 golang.org - commentary Copying 別のパッケージから構造体をコピーするときは、予期しない参照に気を付ける。 メソッドがポインタの値に関連付けられているならTではなく*Tを使うよ...
概要Golang×chromedp×slack botでslackの絵文字自動生成ボットをつくってみた。 作ったものslackでbotにパラメータを付けたメンションを飛ばすと画像を生成してくれるだけのもの。内部的には、パラメータを元にcanvasで画像を生成、ヘッドレスブラウザでスクショを撮って画像を保存、slackに投稿、といった感じ。 github.com - emoji-generator-...
概要vscodeでgoのLanguage Serverの設定を有効にしたらコード定義元へのジャンプができなくなってしまったので原因を調査した。 settings.json "go.useLanguageServer": true, 結論go.modがプロジェクトのルートに存在している必要がある。 cf. stackoverflow - How to properly use ...