Google Cloud認定アソシエイトクラウドエンジニアを受験して合格したので、再受験するときや別の試験を受けるときのために勉強した過程を振り返っておく。
ソフトウェアエンジニア7~8年目くらい。 GCPの経験は2年くらいあるかな・・どちらかというとAWSのほうが触っている感じ。
業務でAWSとGCPの両方を触る機会があり、AWSの方はアソシエイトレベルの認定を取得していたのだが、GCPの方はまだだったので取得に向けて勉強することにした。
AWSのほうは2年くらい前に取得していた。 cf. AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを受験した
元々AWSの認定の後に流れでGCPの方も受験しようと考えていたのだが、なんやかんやあってこのタイミングになってしまった。
今年はKubernetesをいい加減ちゃんとキャッチアップしようと考えていて、K8Sの運用ならEKSよりGKEがいいかな(※個人の感想)と思うところがあり、GKE含めGCPの各種サービスについて知り、GCP上でアーキテクチャ設計ができるようになりたいという動機も受験を後押しした。
AWSの方は資格の有効期限が3年あるが、GCPの方は2年とやや短いが、それについては特にモチベーションに影響しなかった。
当日は横浜の試験センターで受験した。
AWSと同じくオンラインでも受験できるのだが、オンサイトのほうが環境について気にすること、気をつけることが少ないのでオンサイトにした。
平日だったこともあって全然人がいなくて思いっきり集中できた。
試験内容のあれこれについては言えないので、一言だけ感想をいうと、勉強したことは十分発揮できたように感じた。
正式な試験結果が予定よりも遅延したのだが、どうやら近い時期に受験した人も同じく遅延したらしい。 cf. https://note.com/aiue408/n/n8d5587f7362a
期間としては2~3ヶ月くらい。
育休のすきま時間で勉強していたが、以前から少し勉強を進めていたのものあって実際は2ヶ月弱くらいな気がする。
3ヶ月以内の期間で合格する計画を立てていたのだが、2週間くらい予定を前倒しできて良かった。
勉強した内容の覚え書きはGCPについての覚え書きにまとめた。要点を頭にインプットするようの内容でラフに書きまとめておいたのだが、結構役立った。
公式の情報は充実しているが、模擬試験の問題集(参考書)がAWSよりは少ないので、試験の素振り回数が少なくなるがちなのが不安になる部分だった。
出題範囲、傾向を把握して、公式の情報をベースに勉強を重ねていけばなんとかなった。
GCPの教科書は3も出版されているが、Cloud AIプロダクトについてはあまり深い問いがなさそうだったので読むのをサボっている。。
まず入門したいという感じであれば読んでも良いが、最短で試験勉強ということであれば読まなくても良いかなと思う。
以下はWorkbookでも関連資料として記載があったコース。
Preparing for Your Associate Cloud Engineer Journey | Google Cloud Skills Boostで紹介のあった下記コースも複数消化した。
上記のコースで学びつつ、苦手な領域はQwicklabsでカバーするようにした。
QwiklabsでGCP関連のものをいくつか取り組んだ。
手を動かすほうが頭に入るし、実践的なので良い。AWSの試験のときにもお世話になった。
試験ではgcloudのコマンドが問われる設問もあるため、Qwicklabsでコマンドに触れておくのは有意義だと思う。
後は触ったことがなかったサービスの理解を深めるためにも役に立った。
個別のクレジット購入よりサブスクリプションのほうがコスパが良かったので課金した。かれこれ人生で4回くらい課金しているが、年間プランをサブスクする程ではなかったりするので都度課金している。。。(年中触らないので・・)
一発で合格して良かった。
AWSの認定試験と違って、再受験ポリシーというものが設けられているため、不合格になるとペナルティような制限(最大受験回数や再受験までのクールタイムがある。また再受験は再度受験費用を負担することになる。)を受けるので、その度にプレッシャーが高まる。
不合格だったとしても、出題傾向や難易度を把握できるのでもしも再受験することになったら合格率は高まるかなとポジティブに考えるようにして、不合格を意識しないようにしていたが、試験の回答を提出するときだけはちょっと手が震えたw
AWSやGCPの認定試験は単なる暗記試験ではなく、実用的な知識が問われる試験であると思っているので、基礎知識の獲得と表明のためにコスト(時間・お金)を払う価値が十分にあると考えているので、今後も継続的に試験を受けたいと思う。