間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価を読んだ。
2010年に初板が発売された割と古い本ではあるが、今にも通ずるソフトウェア・アーキテクチャの話がかなり砕けた表現で書かれている。
この年代では自分はまだ学生だったので時代背景はわからないが、アーキテクトという存在がこの10年で結構変わったんだろうなぁという印象を持った。
技術書というよりエッセイ本なので、技術的な要素のみ拾いたいなら第6章以降を読むのが良さそう。
この本のストーリーに登場するロボットの正体が最後の方で分かるのだが、その下りが面白かった。
本の表紙が完全にオライリーだが、出版社は技術評論社。(買ってから気付いた)
この著者のトム・エンゲルバーグという人物はどうやら架空の人物らしく、著者は訳者の方々らしい。
Amazonのレビューにそのように書いてあったがソースはわからない。。。