CAP定理とPACELC定理について
2025年8月2日分散システムにおける重要な理論であるCAP定理とPACELC定理について書く。 CAP定理とは CAP定理とは、分散システムにおいて以下の3つの特性のうち、同時に2つまでしか実現できないという理論である: Consistency(一貫性):全ノードが同じデータを返す Availability(可用性):常に応答が返る Partition Tolerance(分断耐性):ネットワークが分断しても動...
分散システムにおける重要な理論であるCAP定理とPACELC定理について書く。 CAP定理とは CAP定理とは、分散システムにおいて以下の3つの特性のうち、同時に2つまでしか実現できないという理論である: Consistency(一貫性):全ノードが同じデータを返す Availability(可用性):常に応答が返る Partition Tolerance(分断耐性):ネットワークが分断しても動...
概要 Open Policy Agent(OPA)は、ポリシーによるアクセス制御を疎結合な形で実現できる強力な仕組みである。Regoという宣言的言語でルールを記述し、アプリケーション側からはシンプルな形式でポリシー評価を利用できる。 本記事では、OPAを利用したアクセス制御の代表的なパターンを整理し、それぞれの特徴や適した用途、実装負荷などを比較する。 以下に、あなたが挙げた4つのアクセス制御アプ...
概要 スケーラビリティの計測方法について調べたのでまとめる。 スケーラビリティの基本理解 スケーラビリティとは、ワークロードの増加に対してシステムがどのように対応できるかに関係する品質特性である。 スケーラビリティは、単なるリソース追加ではなく、**効率性(Efficiency)**に直接的な影響を与える。 重要なのは、CPU・メモリ・ストレージ・ネットワークなどのリソースを増減させたとき、シス...
概要 システム設計においてアーキテクチャドキュメントは重要な役割を果たす。特に設計段階においては、関係者に対して設計の妥当性を説明し、合意を形成するための資料として機能する。このドキュメントは、単なる設計情報の羅列ではなく、読者の理解と納得を導くための戦略的な文書であるべきである。 目的を明確にする ドキュメントを作成するにあたって最初に意識すべきは、その目的である。この文書が誰に向けたものであり...
概要 システムの仕様をドキュメントに書き出したい時にどういった構成であるべきか考えることが偶にある。 自分的システム仕様書の構成を記す。 新しいプロジェクトの設計フェーズはもちろん、既存システムの仕様理解のためにもなる構成になっているはず。 構成 01_overview.md # 全体概要 02_system_architecture.md # システム構成 03_dat...