SLO サービスレベル目標 ―SLI、SLO、エラーバジェット導入の実践ガイドを読んだ。
- サービスやユーザーの定義について語られている
- SLOを考える時は特にユーザーについての解像度を高めておく必要があると思った
- 解像度が低いとサービスの信頼性を過剰に高めようとしたり、無意味な指標になってしまいがちになると感じた
- サービスが信頼できるか?というのはサービスはユーザーが必要とする動作を実行しているか?に等しい
- SLOは目標であり、変更が許容される。変更の為の議論は有用である
- SLOは信頼性改善のためだけの単なる指標ではなく、その指標を元にデータを集めることで開発や運用の改善の気づきを与える
- エラーバジェットは運用のハードルが高いが、導入することができれば、チームや組織、会社、サービスをより良くするためのデータおよび議論のきっかけを得ることができる
- SLOを組織に導入するには、上長の同意、期待値調整、時間的投資効果の説明、横断的役割を担う覚悟が必要