分散システムにおけるアプローチは難しい問題について書かれた本。
ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチと進化的アーキテクチャ ―絶え間ない変化を支えるを事前に読んでおいたほうが読みやすいかもしれない。
アーキテクチャをどのように再構築していくかについての考え方やアプローチについて整理されている。
個人的に気に入った章は1番最後の「15章 独自のトレードオフ分析を構築する」。本の主体的な内容から少し離れるが、アーキテクチャ戦略を考える上での思考法のようなものを学び得ることができる。
余談だが、訳文レビューに参加させてもらった本であり、思い入れがある。