specリポジトリを作った

ソフトウェア工学

自分で考えたオリジナルの仕様やフレームワークを整理・保存するためのリポジトリを作成した。

リポジトリ: spec-by-bmf-san

背景

開発や業務改善の中で、既存のフレームワークや手法に対して「もう少しこうだったらいいのに」と感じることがよくある。そんな時に思いついたアイデアや改良案を、きちんと文書化して残しておく場所が欲しいと思い、専用のリポジトリを立ち上げることにした。

現在公開している仕様

bmfフレームワーク

振り返りの定番であるKPT(Keep / Problem / Try)の課題を解決するために考案した新しいフレームワークである。

  • Build(積み上げたこと): 成果の可視化を最初に行うことで、ポジティブな振り返りを促進
  • Miss(うまくいかなかったこと): 問題を無検閲で出しつつ、後段で集中対象を選ぶ前提で安心して共有
  • Focus(次に集中すること): Tryを「Focus」に言い換えて量より質を重視

詳細はbmfフレームワーク仕様書を参照されたい。

クネビンフレームワークを活用したストーリーポイント基準法

ストーリーポイントの見積もりにクネビンフレームワークの5つの領域分類を組み合わせた手法である。

タスクの性質を「単純」「困難」「複雑」「カオス」「無秩序」に分類し、それぞれに適した見積もり手法とポイント基準を適用することで、より精度の高い見積もりを実現する。

詳細はクネビンストーリーポイント手法仕様書を参照されたい。

リポジトリの特徴

  • 日本語・英語対応: 各仕様書を日本語版と英語版で提供
  • 実践的な内容: 実際に現場で試行錯誤した結果をもとに作成
  • 継続的改善: 実際に使用した結果をもとに随時アップデート

今後の予定

何か新しい仕様ができたら、随時追加していく予定である。


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