GoogleChromeでBurp Suiteを使う手順

ツール

概要

Burp SuiteをChormeで使う際の諸々の設定について。
脆弱性診断や対応時にburpをchromeで使えるようにしたかった。

環境

Mac OS

準備

手順

プロキシを設定する

chrome extension - proxy switchsharpでProxy Profilesを設定する。

Profile NameをBurp(何でもよいがBurp用のプロキシ設定なのでBurpにしておく)
Manual Configurationを選択して、HTTP Proxyに 127.0.0.1を設定、Portは各自の環境でバッティングしないように設定。
Saveを押してProfileを保存。

proxy switchsharpを使うのは毎回プロキシ設定を変更するのが手間なので拡張機能でシャッとプロキシ設定を変更できるようにするため。

プロキシ設定の変更はChromeの右上の拡張機能が並んでいるところからproxy switchsharpを選択して任意のProfileを選択することで変更することができる。

特にプロキシ設定をいじる必要がない普段はDirect Connectionを選択。

証明書を設定する

Burpを起動。

chromeのプロキシ設定が上で設定したProfileになっているか確認。(proxy switchsharpでプロキシ設定を保存しただけでは設定が有効になっていないので、chromeブラウザ右上の拡張機能が並んでいるところがproxy switchsharpを選択してProfileを選択して有効にする必要がある)

Burpをデフォルトの設定で起動した場合は、http://127.0.0.1:8080にアクセスする。

右上のCA Certificateをクリックし、証明書をダウンロード。

ダウンロードした証明書をKeychain accessで開き、証明書を常に信頼に設定
する。
Port Swigger CAという証明書名なはず。

以上の作業でChromeでBurpが使えるようになっているはず。

補足

Chromeだとlocalhostをinterceptするには、proxy switchsharpのProfile Detail > No Proxy Forで<-loopback>を追加する必要がある。

Burp InterceptionがChromeのローカルホストで機能しない

参考